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そもそも、「ここをひらく」ということが、はじまりでした。
しばらく閉じられていたここ。そこをひらく。それは自分がするのだという思い。他の誰かではなくて、ご縁があって、お世話になっている自分の役割りなんだということでした。
とすると、「彫刻で、」となって、「それは、自分が死んでも、随分広い範囲で、長い時間にわたってひらき続けることが出来そうだ。」と具体的な思考がはじまってきました。彫刻家安田侃さんのお話をうかがったり、メキシコで彫刻を営む友人に会いに行ったり、より積極的、一生懸命に、制作したり、人に会ったりと思考と行動を続けています。
風景や人、歴史や農業、自然、風土、気候、文化と気がついてゆくと豊かさ満載のこの地を地元の方達はもとより、外の世界の方達にもわかって頂けると、可能性が広がってゆくように感じています。
黒田小学校は、1908年に開校、1994年に閉校しました。翌年の春、土田順子氏を中心に黒田芸術文化交流センター「みちのね」として活動が始まりました。途中中断の時期を経て、2009年より、彫刻家唐牛幸史が建物の修復を行いつつ、彫刻の制作を行なっています。現在、自然と農業地帯との狭間にあって、熊や鹿、多数の動物たちも生息する地帯であり、地域の歴史と開墾のシンボルでもあります。
2019年現在、黒田小学校は111年目を迎えています。ここから、新たな歴史がひらこうとしています。
“黒田芸術文化交流センター「みちのね」” への2件のフィードバック
小川原脩記念美術館友の会の林幸子です。友の会発行のイマージュ会報の取材のお願いです。近隣の美術作家のアトリエ訪問させていただいてお話聞くというコーナーでお邪魔いたしたくご連絡しました。もしご承諾頂けるのでしたら来週にでもとおもっていますがいかがでしょうか?
よろしくお願いします。
林さん
ありがとうございます!
9/30(月曜日)はおりませんが、他の日でしたら大丈夫です。
いらしてください。
お時間などお知らせ願えますとありがたいです。
m(_ _)m
唐牛幸史