展示

美しきいのち

(いのちの粒子〜Particles of Life)

期間 2021/5/1(土曜日)〜5/31(月曜日)
場所 〒048-1722 北海道虻田郡留寿都村字黒田178 旧黒田小学校
時間 昼頃より日暮れまで

この留寿都村、旧・黒田小学校にお世話になって、十二年がたとうとしています。
一人自然の中に込もって、一番大きなことは、自分自身が向き合っているテーマが何であるかが、明確になったことです。

それは、近隣の方達との交流、そして羊蹄山の姿、営々と広がる農作地、熊や鹿も住む自然が混じり合っているこの地域そのものから得られたことが大きいです。
12年目の今、感謝を込めて展覧会を催します。

2021/4/29

留寿都村黒田

留寿都村黒田

春、雪が融け、福寿草が芽を出し、やがて、桜が咲き、黄金に輝く若葉が緑の階調へと移ってゆく。そして、ようやく春が香ってくる。鳥やリスが蠢きだす。
アスパラは芽を吹き、実りのはじまりとなる。植物達は繁り、緑の力が横溢する。

夏、植物達は繁り、緑の力が横溢する。鳴鳴とした虫の声と数に、自然の中では、自分が圧倒的な少数派であることに気付かされる。ここでは、自分が住まわせてもらっているのだ。自然の前では、大きな顔は失礼この上ない。

秋、畑は実り、野生の動物達は冬仕度を始める。刈り取られ円盤状に丸められた牧草、築かれたさとうダイコンの山、次次と掘り出されケージに入れられるジャガイモ、実りの季節は、全く異なった風景を創出する。日の入りが早まり、夜が深くなりだす。

冬、羊蹄山からの吹き下ろし、しんしんと降り積もる雪が冬を連れ、ここは、静けさと寒さに包まれる。この時期温泉が格別に思える。染み入る温泉の温みは、からだを芯から暖めてくれる。冬の夜空は、満天に輝き、星が降ってくるようだ。

いつも、自然は、気配に満ち満ちている。

一人きりの夜を幾つも経て、身も心も充実した。

それは、輝きに満ちたものだった。

思い出せば善きことばかりだ。

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