日記

ACT FOR THE FUTURE

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私は、未来を信じている。 多くの「大人」が、頭を振り絞って、懸命に不安を口にする。そんな言葉は、希望を未来に導きはしない。未来は、確かにある。刻々とやって来るこのひと時ひと時が、未来なのだ。 目の前を通り過ぎて行く今、この今をこそ、懸命に生きる。そのことだけが、希望をここに引き寄せる。積もり積もった後悔の山を踏みしめて […]

日記

A DIOS

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「コウジ。ビジョンだ。イメージしろ。そして、プラクティス。繰り返し練習しろ、頭と身体、全部が自然に動くように。」マヌエルは、静かに繰り返し教えてくれた。それは、人殺しの仕方だ。 メキシコはベラクルス-ハラッパ。私は、土地の名士の城塞に部屋を借りていた。私の部屋は、かつて城塞の城壁で、馬丁が住んでいたらしい。 マヌエルは […]

日記

DIVE 1

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2010年夏、テンポラリースペースでの「REPUBLIC」展、展覧中に、札幌市文化財課の熊谷直樹氏より、文化財の資料展示について意見を求められた。考える要素が充分ある様に思え、その由お伝えした。 次にお会いした折、「現在、琴似屯田兵屋の屋根改修工事をしており、マサ葺き屋根のマサを全て取り去った骨組みのみになった様を下か […]

日記

BEYOND

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今日(2011年1月16日月曜日pm3:00)、韓国-漢城大学校芸術大学メディアデザインコンテンツ学部教授、趙烈(Cho,Youl)先生と息子さんに、お会いした。 今月14日土曜日、北海道大学-情報基盤センターデジタルコンテンツ研究部門-野坂政司研究室主催での公開講演会「芸術とアートにおけるビジュアル・トリック」にて、 […]

日記

触れる

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「何処で覚えたの?そのテクニック。」 女性の足首に触れていた時のことだ。 「テクニック?」 無意識だった。 私は、指先で僅かに足首に触れ、くるぶしから足、かかとにぬける美しいそのかたち、皮膚と肉、骨の織り成す暖かく繊細な温もりの感触を愛しんでいた。 かかとを通り、土踏まずを抜ける。指先に繋がる稜線が、緩やかに伸びて行く […]

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実像

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1997年12月24日クリスマス・イブ、メキシコ チャパス州、グアテマラと国境を接するある村が一掃された。当初、グアテマラのゲリラによる襲撃と報道された。数日後、使用された弾薬から、アメリカ軍の使用している銃器による襲撃であった事が判明した。 これを受けて、メキシコシティーでは、大きなデモが行なわれた。しかし、アメリカ […]

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原形

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「これは、熊の置物の毛彫りみたいだな~。この光ってる感じは、やっぱり、熊の毛皮だよね~。」熊谷直樹氏が、言った。「あっ!そうだ。」私の頭の中でピンポン!と音が鳴った。 私の木彫の表面を両手で撫でながら、彼は、繰り返した。「僕の家にもあったよ。唐牛さんのとこにも、あったでしょう?熊が鮭を咥えている木彫りの置物。」 「そう […]

日記

SIGN

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15年程前、NewYorkで、ギャラリーを廻り、プレゼンテーションをしていた折、唯一オーストラリア系のギャラリーが興味を示してくれた。 「よく理解出来る。」言葉少なく、ディレクターが、共感を口にしてくれた。彼は、ギャラリーの奥から、分厚い画集を抱えて来ると、テーブルの上に開き、言った。「これは、アボリジニのドキュメント […]

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対話

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ある時、イギリスの彫刻家、デビッド・ナッシュが、若い作家に質問されたそうだ。「あなたの作品は、とてもオリジナリティーに溢れていますが、それは、何故ですか?どうすればあなたのようなユニークな作品が、作れるのでしょうか?」 氏は、こう答えたそうだ。 「私は、オリジンに向かって仕事をしています。誰かと比べて、珍しいことをしよ […]

日記

肉視

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「全ての始まりは、よく見ることだ。 よく見ることは、よく理解することだ。」 レオナルド・ダ・ビンチの言葉だ。 私は、月寒小学校での恩師・笹川篤子先生から、この言葉を伺った。「百聞は一見に如かず、と言います。人のお話しをよく聞き。ものごとをよくよく見るのですよ。」 先生は、重ねて、こうも言われた。 「本には、たくさんの人 […]