2020/1/16
惑星を彫る。 火星の岩壁を彫ったら? メキシコで、観音像を彫りながら思っていたのは、そのこと。 イーロン・マスクやジェフ・ベゾスが2020年中には、火星に最接近すると言っている。北海道でも、赤平の植松電機や大樹町のインターステラテクノロジズのロケット開発もぐんぐんと進行中だ。 天文学者カール・セーガン原作の映画「コンタ […]
彫刻家
小学校の同級生、永井君からのコメントに「はっ!」として、以前つくった頭像を引っ張り出して見詰める。 この像は、「お地蔵さんを。」ということで始めた時のもの。互いの距離を近づけるために一週間通って、日常の中で邪魔にならぬよう、お話をうかがったり、音楽を聴いたり、お茶を飲んだり、見るともなしに日常の表情をスケッチした。 像 […]
眠ると制作している夢を見るようになってきた。 昼夜問わずに制作をしているような感じだ。 いい具合いになってきた。 昨年十一月、東北を旅した。 太平洋側を海岸線沿いに南下し、被災地の現状を見、磨崖仏を見た。群馬で、石仏の写真家で研究者である佐藤宗太郎さんにお会いして、そこから折り返し内陸部を北上、帰り道は、あらゆる偶然が […]
粘土入れから取り出し、頭像にする。 一つは、オホーツクの人。「矜持」と、テーマを定めてやってきたが、訳あって制作を中断した。等身像として制作したが、全てばらして粘土入れに戻した。しかし、頭部はどうしてもばらせず、そのまま粘土入れに戻してあったのだ。久しぶりに見ると凍れて崩れかけている。見つけたなにか、ちりじりばらばらに […]
→ Panorama そもそも、「ここをひらく」ということが、はじまりでした。 しばらく閉じられていたここ。そこをひらく。それは自分がするのだという思い。他の誰かではなくて、ご縁があって、お世話になっている自分の役割りなんだということでした。 とすると、「彫刻で、」となって、「それは、自分が死んでも、随分広い範囲で、長 […]